不利が重なりロケッツに敗れるも、バックコート好調のペリカンズに浮上の予感

2017/12/13
NBA&海外
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写真=Getty Images

ロンド「ホリデーとモアは相手の脅威になる」

ペリカンズは11日の試合でロケッツに123-130の敗戦を喫した。12月に入ってから11日で7試合という過密日程、前日にホームでのシクサーズ戦を終えてすぐにヒューストンに移動しての連戦、さらにはアンソニー・デイビス、ダンテ・カニンガムと主力をケガで欠くという不利な条件の重なったペリカンズに勝ち目はなかった。だが、ジェームズ・ハーデンとクリス・ポールが引っ張るロケッツの速い展開に付いていき、ラスト1分まで1ポゼッション差の接戦を演じた。ケガ人が多いため主力のプレータイムが長すぎ、最後の最後で失速してしまったが、今後の自信になる戦いぶりだった。

ドリュー・ホリデーの37得点に次ぐ36得点でハイスコアゲームの主役を演じたのがイートワン・モアだ。「良いパスを出してくれるホリデーや(ラジョン)ロンドと一緒だとアグレッシブにプレーできる。それに(デマーカス)カズンズは僕にシュートを打つためのスペースを作ってくれる。これで消極的なプレーは見せられないよ」

モアは今シーズンここまで3ポイントシュート成功率は47.3%で、12月の7試合に限れば67.6%と絶好調。昨シーズンはつま先の故障を抱えながらのプレーを強いられていたが、すでに完治。「何の不安もなく思いきりプレーできる喜びを感じながらプレーしているよ」とモアは言う。

12月に入ってからホリデーとモアをロンドが操るハイテンポなオフェンスが機能している。ロンドは「この2人がウイングのポジションでアグレッシブにプレーすれば、相手の守備には相当なプレッシャーになる」とコメント。そのロンドもケガで開幕に間に合わず出遅れたものの、11月13日のペリカンズでのデビューから1カ月で徐々に調子を上げている。ロケッツ戦では13得点12リバウンド12アシストでトリプル・ダブルも記録した。

それでも「ここで満足していちゃダメだ」とロンドは言う。「ロケッツはこのカンファレンスで最強のチームで、そこに臆せず向かっていけたのは良かった。だけど勝たなきゃいけない。俺たちはプレーオフに出るんだ」

過密日程にケガ人が重なる苦しい12月前半を3勝4敗で乗り切り、ここまで14勝14敗で激戦の西カンファレンス6位をキープしている。12月後半は日程に余裕が出てくるし、アンソニー・デイビスもそろそろ復帰できそうだ。ペリカンズの武器は何と言ってもデイビスとカズンズのツインタワー。バックコートが調子を上げている今こそ、ツインタワーの秘めたポテンシャルがフルに発揮できるはずだ。