レブロン・ジェームズ、ベンチに回った『盟友』ウェイドをシックスマン賞に推す

2017/12/05
NBA&海外
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写真=Getty Images

ウェイドは直近10試合で平均14.8得点と好調

今夏にキャバリアーズに加入したドウェイン・ウェイドは、開幕からスタメンに名を連ねたものの、3試合を終えた時点でチームが思うように機能しなかったことを受け、自らセカンドユニットに回った。

慣れない役割に初めは戸惑い、スタッツも落ちた。元来ウェイドは出場時間に比例して得点を上げていくタイプで、キャリア15年で平均出場時間が30分を切ったのはブルズでの昨シーズンのみだった。それでも、徐々にセカンドユニットでのプレーにも対応し始め、直近10試合では平均14.8得点という成績を残し、チームの11連勝に貢献している。

ウェイドほどのスーパースターがベテラン最低保証額、さらにはベンチ起用まで受け入れたのは、ただただ優勝を目指してのこと。その意気込みを誰よりも理解しているのは、同じ2003年ドラフト組で、ヒートで2連覇を達成した『盟友』レブロン・ジェームズだ。

レブロンは『ESPN』に「シックスマン賞の最有力候補だと思う」と語った。ウェイドがセカンドユニットのリーダーになって以降、キャブズのベンチは勢いを増し、現在リーグ5位の平均40.5得点を記録。連勝中の直近11試合でも同じくリーグ5位の41.7得点を記録している。

ウェイドが13年間を過ごしたヒートの指揮官エリック・スポールストラは、11月28日のキャブズ戦を前に教え子について「どんな役割であれ、勝利に繋がるものこそ彼に相応しい」と語っている。

「それこそ彼がキャリアを通してやってきたこと。彼は、これまでのキャリアとは異なる役割を果たすため、自己犠牲を払っている。とても上手くこなしているのは、見れば分かる」

今シーズンのシックスマン賞候補には、昨シーズンの受賞者ロケッツのエリック・ゴードン、ナゲッツのウィル・バートン、レイカーズのジョーダン・クラークソンといった選手が挙がっており、選考が難しくなることが予想できる。

シックスマン賞は、2009年に得点王に輝いたウェイドにはこれまで縁のなかった個人賞だ。だが、もしキャリア初のシックスマン賞を受賞すれば、それは彼がチームを第一に考え、勝利のためにやるべきことを実行した証として称えられるはずだ。