「バスケットボールに関する知識を伝えていく」
3月1日、スムージー ・キング・センターでレイカーズvsペリカンズが行われ、今シーズン2度目のレブロン・ジェームズとザイオン・ウイリアムソンのマッチアップに注目が集まった。
試合はレブロンが34得点12リバウンド13アシストのトリプル・ダブルでチームをリードし、レイカーズが122-114で勝利。敗れはしたが、ザイオンもキャリアハイの35得点をマークしたほか、レブロンとの攻防から得点を決めるなど『爪痕』を残した。
レブロンとザイオンは試合終了後に抱き合い、健闘を称えあった。前日のグリズリーズ戦ではジャ・モラント、そして翌日はザイオンと対戦したレブロンは、現代のNBAで活躍する若手の有望株が増えていることを実感し「リーグは素晴らしい状態にある」と語った。
「昨夜も言ったけれどジャだったり、今日のザイオンだったり、トレイ・ヤング、ルカ・ドンチッチ、ジェイソン・テイタム、ドノバン・ミッチェル。今のNBAで活躍している若い選手を見れば、リーグが非常に良い状態なのが分かる」
そして、遅かれ早かれコートを離れる立場としての『責任』について話し始めた。「現役を続けている間、もしくは引退してからも、バスケットボールに関する知識を伝えていく。誰かから指示されたことではないけど、これは自分にとっての義務であり、責任なんだ。8歳の頃からバスケットボールを始めて、この競技が僕にたくさんのモノを与えてくれた。だから後進に伝えていくことは、自分の役目でもある」