持ち味を生かせず4分のみの出場
渡邊雄太が所属するグリズリーズがキングスと対戦した。
30-21とリードして迎えた第2クォーター頭から渡邊に出番が回ってきた。
渡邊は主にハリソン・バーンズとマッチアップ。バーンズにボールが入ると、腰を落とし身体をぶつけて守れていたが、チームはダブルチームを選択。毎回トラップを仕掛けたが、そこから展開され3ポイントシュートを許すなど、点差を詰められた。
トランジションから速攻に走った場面では、ゴール下で味方のキャッチミスしたボールをフォローし、そのままシュートを狙ってファウルを誘発した。だが、このフリースローを2本とも失敗してしまう。
オフェンスでは主にコーナーに待ち受け、味方と合わせる機会をうかがったが、ボールに絡むことはなかった。その後も、セーフティーに戻るなど献身的なプレーを続けたが、約4分間で存在感を示すことはできず交代し、再びコートに戻ることはなかった。
Gリーグでは他の選手を圧倒する渡邊だが、NBAの舞台では思うようにその実力を発揮できていない。限られた時間の中で結果を出すことは容易ではないが、2ウェイ契約の渡邊にとって残された時間がわずかであることも事実。
どうにか結果を残し、本契約をつかみとってほしい。
LETS SHAKE THE ROOM ? pic.twitter.com/Lvtq9xeXYg
— Memphis Grizzlies (@memgrizz) February 29, 2020