前半だけで15得点、チームを牽引
3連敗中のウィザーズがホームにネッツを迎えた。
八村は序盤から爆発。トランジションからノーマークとなり、2本連続で3ポイントシュートを沈めて6-0としたところで、ネッツにタイムアウトを取らせた。さらに再びトランジションからドライブでペイントエリアに侵入しフックシュートを決めた。
第2クォーター残り6分27秒、再びコートに戻ると、速攻からファウルを誘発し、フリースローで得点を2桁に乗せると、ディフェンスリバウンドを確保し、ボールをプッシュしてそのままレイアップを沈めるコースト・トゥ・コーストを成功させた。
止まらない八村は相手がゾーンを敷いた際に、エルボーでボールを受けるとスペースのある右サイドにドライブしファウルを受けながらタフショットを沈め、前半だけで15得点を挙げる活躍を見せた。
15 first half points in 14 minutes for Rui Hachimura!#WizNets | @rui_8mura pic.twitter.com/TAymOtXsIo
— Washington Wizards (@WashWizards) February 27, 2020
トーリアン・プリンスとのマッチアップではスピードとシュートレンジの広さに苦戦したが、クローズアウトのシチュエーションではシュートもドライブもさせない間合いで隙を作らず、トラベリングを誘発するなど一矢報いた。
試合はリードチェンジを繰り返す接戦となったが、2点ビハインドで迎えた最終クォーター残り9秒、ジェローム・ロビンソンが値千金の3ポイントシュートを沈め、108-106とウィザーズが逆転した。
直後のディフェンス、逆転を狙ったスペンサー・ディンウィディーの3ポイントシュートが外れ、このリバウンド争いで八村は腕を伸ばしてボールをティップ。このボールをロビンソンが獲得し、ファウルゲームを乗り切って110-106で勝利を収めた。
八村は27分間の出場で17得点4リバウンドを記録。前半だけで15得点を挙げたが、後半はボールに絡む機会が減少した。それでも、ラストポゼッションでのティップアウトなど、攻守ともに献身的なプレーを続け勝利に貢献した。
東カンファレンス7位のネッツを倒し、連敗を3でストップしたウィザーズ。出場した11選手が3得点以上を挙げ、ビール以外の選手の得点も伸びたことが勝利に繋がった。こうして個人の奮闘がチームとして一つになれば、プレーオフ進出の可能性も十分にありそうだ。
Home dub! ?
Beal 30p-5r
Hachimura 17p
Bertans 14p
Napier 9p#WizNets | @GEICO pic.twitter.com/FvrxicFFtw— Washington Wizards (@WashWizards) February 27, 2020