カーメロ・アンソニー

久々の30得点超えに「悪くないね」

オールスターブレーク前に鼠蹊部を痛めたデイミアン・リラードが欠場を続けるトレイルブレイザーズは、7年連続のプレーオフ進出に向け、踏ん張りどころを迎えている。

エース不在の中、2月23日にホームで行われたピストンズ戦では、ベテランのカーメロ・アンソニーが奮起。シーズンハイの32得点を記録して、107-104での勝利に貢献した。

カーメロの30得点超えは、ニックスに所属した2017年2月25日以来。ニックスからサンダーにトレードされ、その後所属したロケッツでもチームにフィットすることができなかった。しかし彼は今、ブレイザーズで再び戦力として重宝されている。

カーメロは試合後「勝つために必要なプレーをしないといけない。もうシーズン終盤だし、これからはプレーオフ進出をかけた戦いになる。最終的には自分たち次第だけどね」と語った。

この日は9本中5本の3ポイントシュートを含む、フィールドゴール16本中11本を成功させたカーメロは、好調の要因を聞かれると「ボールがリングに入ってくれた。シンプルな話だよ」と笑顔を見せた。また、3年ぶりの30得点超えについても、一呼吸置き「悪くないね」と答えた。

リラードが戦列復帰するまでは、この試合でも41得点9リバウンド12アシストと大活躍したCJ・マッカラムを中心になんとか勝ち星を伸ばし続けなければいけない。現在ブレイザーズは西カンファレンス9位で、8位のグリズリーズを3ゲーム差で追っている。