ステフィン・カリーが延長戦で『千両役者』ぶりを発揮、ウォリアーズが競り勝つ

2017/11/30
NBA&海外
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写真=Getty Images

カリーは利き手の薬指を痛め、試合前夜コービーに相談

ステフィン・カリーは、たとえ不調であっても試合中に立て直せるだけの『修正力』を備えた選手だ。11月29日にステイプルズ・センターで行なわれたレイカーズ戦でもその能力を発揮してみせた。

カリーは第4クォーター終了まで3ポイントシュートを1本しか成功させられず、本来の調子からはほど遠かった。エースの不調、そして成長著しい『ヤング・レイカーズ』の堅守に苦戦したウォリアーズは、第4クォーター終了直前まで3点ビハインドの状況に追い詰められた。

だが、残り46秒にケビン・デュラントの3ポイントシュートで同点に追いつくと、試合はそのまま延長戦に突入。ここでカリーが真価を発揮した。

カリーは、オーバータイム開始後にデュラントのパスから3ポイントシュートを1本決めると、続けざまにアンドレ・イグダーラのパスを右ウィングで受けて3ポイントシュートを成功させ、ガッツポーズ。この2本のロングシュートが決め手となり、ウォリアーズがレイカーズを127-123で下した。

カリーは試合後、利き手の薬指を痛めていたことを明かしている。また、試合前夜コービー・ブライアントと連絡を取り、薬指を痛めた状態でどうプレーすれば良いかアドバイスを求めた。ブライアントは薬指にテープを巻いた状態でプレーするのは大変ではあるが「対応できる」と答えたそうだ。

カリーは「痛いけれど、今の自分より良くない状態でもプレーした選手はいる。利き手のケガだから、対応しないといけない。テーピングを巻いた状態、固定した状態でプレーするのに慣れていないけれど、これから上手く対応するよ」と、話した。

敗れたレイカーズにとっても今後に生きる大きな経験になったことだろう。ヘッドコーチのルーク・ウォルトンは、試合後「ディフェンスが非常に良かった」とコメント。「スマートかつアグレッシブなプレーでウォリアーズを苦しめることができた」と、負けてもなお選手たちのパフォーマンスを称えた。

今シーズン初の連敗を回避したウォリアーズは、デュラントが29得点7リバウンド、カリーが28得点7アシスト、クレイ・トンプソンが20得点、ドレイモンド・グリーンが15得点11リバウンド9アシスト4スティールの活躍で勝利に貢献した。