17得点を挙げるも終盤はボールに絡めず
オールスターが終了し、リーグが再開したNBA。ウィザーズはキャバリアーズをホームに迎えた。
オールスターの『ライジングスターズチャレンジ』に出場した八村塁が序盤から得点を重ね主導権を握ったが、後半で42得点しか奪えずチームは108-113で敗れ、連勝は2でストップした。
開始30秒、ペイントエリアのスペースに飛び込みミドルシュートを沈めて最初の得点を決めた八村は、アーリーオフェンスからのドライブ、イザック・ボンガのシュートミスをプットバックダンクで押し込むなどエンジン全開。
止まらない八村はトップオブザキーから3ポイントシュートも沈めて、4本すべてのフィールドゴールを成功させる。その後、ゴール下でのシュートは阻まれたが、ボールプッシュからアシストを挙げるなど、第1クォーターで9得点2リバウンド1アシストの活躍を見せ、チームも41-32とリードした。
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— Washington Wizards (@WashWizards) February 22, 2020
ケビン・ラブとマッチアップする時間帯が多かった八村は、身体を寄せて簡単にボールを入れさせず、ラブのフラストレーションを溜めることに成功。後半にはパワープレーでラブを押し込んでゴール下を成功させるなど、ラブとのマッチアップでアドバンテージを握った。
八村のパフォーマンスは安定していたが、ウィザーズはトリスタン・トンプソンやアンドレ・ドラモンドのリムプロテクターの前にシュートが決まらなくなり失速していく。
ほとんどの時間をリードしていたが、トンプソンのアリウープを食らい、最終クォーター残り7分を切った場面で同点に追いつかれた。八村をコートに戻すも、ブラッドリー・ビールを中心とするオフェンスに絡むことができず存在感を発揮できない。
そして、ダリアス・ガーランドやコリン・セクストンら若手選手に連続で得点を許し、8点のビハインドを背負った。残り46秒には、復帰したトーマス・ブライアントのレイアップで4点差に迫るも、トンプソンのブロックショットに遭い、アウトサイドシュートも決まらず、逆転負けを喫した。
八村は30分の出場で3ポイントシュート1本を含む17得点7リバウンド3アシスト2スティールを記録。ウィザーズがリードする展開を作る立役者となったが、勝負どころでオフェンスに絡めなかったことが悔やまれる。
8位のマジックも敗れたため、ゲーム差は3のままだが、東カンファレンス最下位のキャバリアーズに敗れ、連勝がストップしたことは痛恨と言える。
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