ラシード・ファラーズ

原離脱のピンチを救う存在となれるか?

本日、千葉ジェッツがラシード・ファラーズと特別指定選手として契約したことを発表した。

東洋大4年のファラーズはパキスタンと日本のハーフで、202cm94kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。12月18日に練習生として千葉に加入した。

そして、池内勇太GMは特別指定選手として契約することになった経緯をこのように説明した。「現在チームで怪我によるコンディション不良の選手が出てしまっている状況もありますが、一番は彼の練習に対する献身的な態度やバスケットボールに真摯に取り組む姿勢、また、より実戦的な経験を積む機会をつくることが今後の彼の成長に大きくプラスになるであろうこと等を総合的に判断し、今回の登録に踏み切りました」

池内GMが言うように、千葉はここまで35試合中20試合で先発を務めた原修太が復帰時期未定の腰椎椎間板ヘルニアを患い戦線を離脱。そのため、3番ポジションが手薄となっていた。

こうして、チャンスを得たファラーズは以下のコメントを発表した。「練習生としてチームに参加してから、本当に学ぶことの多い日々を送らせて頂いてきました。まだまだ覚えなければいけないことも沢山ある中で、今回このような機会を頂けて大変感謝しています。嬉しさと同時に、内心とても緊張していますが、プレータイムの有無に関わらず精一杯チームに貢献出来ればと思っています」

特別指定選手の活躍が目覚ましい今シーズンのBリーグ。プレータイムを勝ち取り、チームのピンチを救うファラーズ活躍に期待だ。