セルティックスの連勝が途絶えるも、指揮官は「16連勝は蜃気楼のようなもの」

2017/11/23
NBA&海外
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写真=Getty Images

『逆転のセルティックス』を打ち破ったウェイターズ

ついにセルティックスの連勝が16で止まった。11月22日にアメリカン・エアラインズ・アリーナでヒートと対戦したセルティックスは、第4クォーターの猛追も一歩及ばず、98-104で敗戦。10月18日のバックス戦以来となる今シーズン3敗目を喫した。

この16連勝中、セルティックスは2桁得点差から逆転して5勝を挙げてきた。18点差を跳ね返したサンダー戦とホーネッツ戦、16点差から逆転したホークス戦、13点差を引っくり返したマーベリックス戦。そして王者ウォリアーズに17点差をつけられてもあきらめず、大きな勝利を手にしてきた。

この試合も最大で18点(30-48)のビハインドを背負い、第4クォーター中盤の時点でも14点差(77-91)という展開に。そこからセルティックスは、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、テリー・ロジアーを中心に怒涛の連続13点を決めて1点差にまで詰め寄る。再び『逆転のセルティックス』が見られるかと思われたが、ヒートはディオン・ウェイターズが勝負どころで2本連続の3ポイントシュートを成功させてセルティックスの勢いを断った。

敗れはしたものの、セルティックスは依然として16勝3敗でリーグ首位をキープ。ヘッドコーチのブラッド・スティーブンズは、試合後「前にも話した通り、16連勝なんて蜃気楼のようなものだ」とコメントした。

思えばスティーブンズは、連勝中も繰り返し「もっと良いプレーをしないといけない」と言い続けてきた。結果的に逆転勝利を収めてきたが、2桁のビハインドを背負うのは集中力に問題があるか、守備に穴がある証拠。内容が伴わないまま勢いが先行した連勝である、という印象を指揮官は常に抱いていた。

これで再スタートを切ることになったセルティックスだが、今回の連勝がチームにもたらしたプラス材料は多い。課題を把握し、ケミストリーを築き上げられたこと以外にも、先発に定着した新人テイタムもNBAで十分にやっていけるという自信を得た。それでも、若い選手が多いチームは連勝後に気を抜き、連敗するケースが少なくないだけに、まずは24日にホームで行なわれるマジックとの試合でのパフォーマンスに注目したい。

連勝が途切れた今こそ、セルティックスの成熟が問われる。