11月にも負傷し、先月復帰したばかり
大阪エヴェッサは、2月9日の秋田ノーザンハピネッツ戦で負傷した合田怜が左肩関節脱臼により手術を受けることを発表した。全治6カ月の見込みで、今シーズン中の復帰は絶望的となった。
合田は11月30日の天皇杯2次ラウンドの時にも左肩を負傷し、1月15日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で復帰したばかりだった。今シーズンは24試合に出場。平均出場時間23.9分で6.9得点、3.3アシストを記録。力強いボールプッシュや3ポイントシュートなどを武器として、好調を維持するチームに貢献していた。
大阪は先日、左手の負傷により伊藤達哉の長期戦線離脱を発表したばかり。ちょうどこのタイミングで戦線復帰した合田が調子を上げていただけに、チームにとっては手痛いダメージとなる。ポイントガードのポジションでは特別指定選手として加わった中村浩陸がローテーションに食い込んでいるが、ディフェンスマン今野翔太、シュート力のある畠山俊樹と経験あるガードにはこれまで以上の奮起が求められる。
昨夏に大型補強を敢行した大阪は、その成果もあってここまで西地区首位を快走しているが、チャンピオンシップ進出に向けて正念場を迎えたと言える。このピンチをどう乗り越えるか、チームの総合力が問われる。