ディアンジェロ・ラッセル

親友のタウンズも興奮「気持ちも一新される」

ディアンジェロ・ラッセルは、今年のトレードデッドラインまでにウォリアーズからティンバーウルブズにトレードされた。ドラフト全体2位指名(2015年)の選手がNBAキャリア5年で4チーム目というのも意外だが、彼はようやく『ホーム』と呼べる環境を手に入れたようだ。

2月7日、ウルブズはトレードで獲得した選手の入団会見を行い、ラッセルも新天地での抱負を述べた。

ラッセルのトレードが成立し、彼がミネソタの飛行場に降り立った時、カール・アンソニー・タウンズら球団関係者から大歓迎を受けた。

ラッセルはその時の感動について、「飛行機を降りた瞬間に愛情を感じて、すぐに『ここがホームなんだ』と思ったよ。ホームのフィーリングを与えてもらえた」と形容している。

ウルブズは以前からラッセルの獲得を狙っていた。タウンズも、親友とのデュオ結成に興奮し「気持ちも一新されるし、ファンのみんなも喜んでくれている」と話している。

球団社長のガーソン・ローザスは、ラッセルを獲得するにあたって失うものも大きかったことを強調しながらも、新たなポイントガードへの期待を語った。

「欲しいものは誰でもすぐに手に入れたいと思うが、簡単には実現しない。人生で意味のあること、良きものを得るためには、失うものも出て来る。辛い時期だって経験する。しかし、そういう経験をしてこそ得られるものがある」

「昨年の7月に何故ポイントガードと契約しなかったのかと聞かれたよ。その理由は、欲しいポイントガードがいたからだ。では、どうしてトレードしなかったのか? それは、ここにいる選手が欲しかったからだ。我々にはビジョンがあり、求めていた選手が獲得可能な状況になったのは大きかった」

新加入の選手たちは早ければ明日のクリッパーズ戦でデビューを飾るだろう。そして、もちろんタウンズ&ラッセルのホットラインにも注目したい。