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「オーストラリアは正しい方向に進んでいる」

ルーキーイヤーの今シーズン、新人王候補筆頭とも言える活躍を続けているセブンティシクサーズのベン・シモンズ。開幕からの14試合ですでに2度のトリプル・ダブルを達成し、ここまで平均17.8得点、9.2リバウンド、7.7アシストを記録しているオールラウンダーは、オーストラリア代表として2020年に東京で開催される五輪出場を目指すことを宣言した。

シモンズは『Wide World of Sports』に対し、「僕はブーマーズ(オーストラリア代表の愛称)でプレーしたい。友達、コーチにも伝えているけど、僕はオーストラリア代表でプレーしたい」とコメント。また「良いチームになるよ。とても若くて、動きの速いチームになる。オーストラリアのバスケットボールは、正しい方向に進んでいると思う」とも話している。

昨年に行われたリオ五輪では、準決勝でセルビアに敗れ、3位決定戦ではスペインに敗れてメダルを逃したものの、最高成績の4位という結果を出している。スパーズのパティ・ミルズ、ジャズのジョー・イングルズに加えて、3年後には今より完成された選手に成長しているであろうシモンズが中心のチームとなれば、東京オリンピックでは王者アメリカも一目置く存在になりそうだ。