次兄リアンジェロが中国で逮捕され窮地に陥ったボール・ファミリー、救いの手を差し伸べたのはトランプ大統領!?

2017/11/14
NBA&海外
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写真=Getty Images

中国訪問中のトランプが習近平に早期解決を要請

リアンジェロ・ボールは11月7日、中国を訪れた際にチームメートの2人とともにルイ・ヴィトンで万引きをしたとして逮捕された。UCLAのバスケットボール部に所属するリアンジェロは、上海に招致されたジョージア工科大とのシーズン開幕戦のための遠征中だったが、週末に行われた試合には出場できず。3人は取り調べを受けた後にチームへと戻されたが、法的手続きが済むまではホテルから出られない『自宅拘留』の扱いとされた。

UCLAは試合を終えて帰国したが、3人はいまだチームが宿舎としていた杭州市のホテルに留まっている。

『Washington Post』によれば、ちょうどこのタイミングで中国を訪問していたドナルド・トランプ大統領が、『個人としての立場』で習近平国家主席に事態の早期解決を求めたとのこと。習近平は「状況を確認し、裁判官が公正に、迅速に対処する」ことを約束したそうだ。

中国では窃盗の罪が重く、数年の刑務所入りもあり得ると言われていたが、大統領の働きかけにより、事件は早期解決へと動き出したものと思われる。

リアンジェロの兄、レイカーズでルーキーながら大活躍するロンゾ・ボールは「トランプの助けにより、近いうちに解決することを願っている」とコメント。思わぬ騒動に巻き込まれながらも、NBA史上最年少トリプル・ダブルを記録するなどコート内では自分らしさを保っている。

また、この事件はロンゾとリアンジェロの父、ラバー・ボールのビジネスの足も引っ張った。今回のUCLAの遠征に合わせ、ラバーは上海に『ビッグボーラーブランド』の店舗を2つオープンさせた。開店記念イベントはリアンジェロの逮捕により中止、ラバーも姿を見せなかった。

大統領選の時期からアメリカバスケ界はトランプと対立関係にあったが、今回の出来事はその関係に少なからず影響を与えることになりそうだ。少なくともラバー・ボールの『口撃』がトランプに向けられることはなくなるだろう。