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プレーオフ進出を目指すチームに『第一の関門』

開幕から14試合を終えて2勝12敗と苦しんでいるマーベリックス。104-111で敗れた11日のキャバリアーズ戦を皮切りに、マブスは11日間で7試合という過密日程をこなさなければならない。連戦となった12日のサンダー戦は99-112で完敗。ここからスパーズ、ティンバーウルブズ、バックス、セルティックスと強豪チームとの対戦が続く。

シーズン序盤にこの日程を組まれることで勝率が下がるのは確実だが、マブスで2年目を迎えたハリソン・バーンズは、厳しい日程を歓迎している。

「気持ち的には、とにかく前に進み続けるだけ。NBAの日程の是非は僕は分からない。でも、最近はシーズン序盤に強豪と対戦することが多い気がする。まだチームの現在地を推し量ろうとしている時期にね」と語る。

ただ、厳しい状況をプラスに受け止めることも大切だ。バーンズはそれを実践し、「これだけ厳しい競争の中にいられるのは良いこと。悪い面はなくて、チームのレベルアップに繋がる」と語る。

確かにバーンズの言うことにも一理あるが、プレーオフ戦線に踏みとどまるためには、年内に20敗を超えてしまう事態は避けたいところだ。ここを最小限のダメージで切り抜けることができれば、そこから先は楽になる。果たしてマブスは、シーズン序盤の難関を無事に切り抜けられるだろうか。