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遠征先では毎朝『無糖のバニララテ』を買うのが日課
現在6連勝中のロケッツを率いるヘッドコーチのマイク・ダントーニは、現役時代から大の『コーヒー党』として知られている。
イタリアのリーグでプレーしていた1970年代、スティールを奪う技術に長けていたことから『アルセーヌ・ルパン』という愛称でファンから愛されたダントーニは、イタリアではカプチーノを好んで飲んでいた。引退してからもコーヒー好きは変わらず、指導者として活躍している現在は、遠征に出ると毎朝ホテルに近いスターバックスに出かけ、ベンティ・サイズの無糖バニララテを注文するのが日課と、『Sports Illustrated』に語った。
どの遠征でもチームが定宿にしているホテルに近いスターバックスの場所が頭に入っているというほどなのだが、知らないホテルに滞在してもiPadの地図アプリでスターバックスを探すのだとか。
そんなダントーニを悩ます遠征先がユタ、ジャズの本拠地だ。ダントーニは「ユタは好きな街だが、スターバックスがない」と言う。ジャズの本拠地ビビント・スマート・アリーナ近郊にはスターバックスの店舗があるものの、滞在先のホテル近郊にはない、ということなのだろう。大事な朝のルーティンをこなせないことに頭を悩ませているようだ。
ひょっとすると、ダンキン・ドーナツの発祥地として知られるボストン遠征の際にも、ダントーニはスターバックスを探すのに一苦労しているのかもしれない。