試合終盤の小競り合いからマーカス・モリスとジェイ・クラウダーの『場外乱闘』に発展

試合終盤の小競り合いからマーカス・モリスとジェイ・クラウダーの『場外乱闘』に発展

2020/01/31

ジェイ・クラウダー

低迷から抜け出せないニックス

1月29日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたグリズリーズ対ニックスの一戦で、、試合終盤に両チーム入り乱れての小競り合いが起こった。

きっかけは、第4クォーター終盤にグリズリーズのジェイ・クラウダーが放った3ポイントシュートだった。グリズリーズが124-106でリードし、すでに勝利を確定させていた場面での3ポイントシュートに腹を立てたニックスのエルフリッド・ペイトンが、クラウダーを強くプッシング。危険な行為にクラウダーも激昂して応戦したのをきっかけに小競り合いに発展し、ペイトンと小競り合いに加勢したマーカス・モリス、クラウダーに退場処分が科せられた。

怒りが収まらなかったモリスは、試合後、クラウダーの行為について「プロフェッショナルではない。彼はソフト。ソフトな選手だよ。本当に女みたいな行為だ」とコメント。のちにモリスは、女性蔑視とも受け取られかねない表現を謝罪。「先ほど『女性のような傾向』と発言してしまったことを謝罪したい。僕は女性を最大限にリスペクトしている。感情が高ぶっていた時の返答で、女性に無礼をはたらくつもりなんてない。僕のコメントに関して、謝りたい。申し訳なかった」

モリスの発言に対し、当然クラウダーも黙っていなかった。この試合でフィールドゴール17本中5本(成功率29.4%)と苦戦したモリスのコメント動画を引用する形で、クラウダーは「17本中5本成功だと、こういう風になる!」と投稿。また、『ESPN』のティム・レグラーから、勝敗が決した場面での3ポイントシュートを批判されたことについても、クラウダーは次のように返答している。

「ティム、分かったよ。リスペクトの気持ちしかないけれど、僕が知っているプレーは1つだけ。それは、試合終了のブザーが鳴るまで一生懸命にやること。気分を悪くさせてしまったのなら、すまない。あなたはニックスファンだものね。でも、彼らに言ってやるべきじゃないかな。もっとハードにプレーすべきであって、軽口を叩くなとね」

クラウダーが煽ったように、ニックスは今シーズンも低迷を抜け出せずにいる。今回の試合で20点差以上つけられて負けるのは14回目となり、会場のニックスファンは行き場のないフラストレーションの矛先をオーナーのジェームズ・ドーランに向けた。

試合終了直後、観客が一斉に『チームを売っちまえ!チームを売っちまえ!』とチャントし始め、観戦していたドーランに向かって直接チャントを叫んだファンは退席処分となった。

モリスとクラウダーの小競り合いに加え、オーナー批判のチャントが起こるなど、ニックスにとっては踏んだり蹴ったりの一戦となった。

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