写真=Getty Images

ケガは軽度、復帰後はフェイスガードを着用予定

現在11連勝中のセルティックスが、またも負傷者を出してしまった。

今回ケガをしたのは、エースのカイリー・アービング。アービングは、11月10日にホームで行なわれたホーネッツ戦の第1クォーター早々にチームメートのアーロン・ベインズの肘を顔面に受けてしまい、転倒。鼻から出血が見られてロッカーに下がったのだが、その後コートには戻らなかった。

90-87で勝利し連勝を11に伸ばした試合から一夜明け、セルティックスはアービングの顔面に軽度の骨折箇所があることを発表した。12日のラプターズ戦は欠場が濃厚だが、長期欠場にはならないと見られている。ただ、顔面という箇所を考えれば、復帰後しばらくはフェイスガード着用となる見込み。アービングは、2012年にも顎を骨折しており、復帰した際にはフェイスガードを着用していた。

その際には、マディソン・スクエア・ガーデンでのニックス戦で、当時のキャリアハイとなる41得点を記録。黒のフェイスガードによるインパクトは大きく、『ガーデンの怪人』とも呼ばれた。

アービングのケガが軽傷で済んだこと、そして脳震盪の症状により2試合を欠場したセンターのアル・ホーフォードが復帰間近というのは、セルティックスにとって不幸中の幸いだった。

1日も早く骨折が完治することを願うばかりだが、5年ぶりに『マスク』を装着するアービングが復帰戦で何かをやってのけるのではないか、と期待したい。