ケビン・デュラント、守備改善が形になった理由は「ミーティングで叱責されたくなかった」から!?

2017/11/11
NBA&海外
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写真=Getty Images

今シーズン平均2.5ブロックはリーグ1位タイ

今でこそNBA屈指のオールラウンダーとして評価されているケビン・デュラントだが、数年前までは守備への評価がそれほど高くはなかった。

NBAでプレーするようになった頃は、線の細さも目立ち、相手のシュートを阻めるだけのフィジカルもなかった。それでも時間をかけて鍛え上げ、今では誰とマッチアップしても弾き飛ばされない肉体を手にした。今シーズンのデュラントからは、特にブロックの数が多い印象を受ける。ここまで記録している1試合平均2.5ブロックという数字は、ジャズのルディ・ゴベアと並びリーグ1位だ。

ウォリアーズでの2年目を迎えたデュラントが、守備に力を入れ始めた理由を、『ESPN』に明かした。「これまではずっとスコアラーで、あらゆる方法で点を取ることだけを考えてきた。試合に影響を与えることよりもね。得点以外でも試合に影響を与える方法を探し始めたのは、2012-13シーズンからだったかな」

「ディフェンスがモノになり始めたのは、ウォリアーズに移籍する2年くらい前からだったと思う。守備にも力を入れ始めて、その部分でもチームから信頼してもらえる選手になろうとした」

こう語るデュラントだが、そのきっかけを聞くと意外な答えが返ってきた。「だって、試合映像を見ながらのミーティングの最中に、自分がバックドアされているシーンや、誰かに抜かれているシーン、もしくは相手のシュートにチェックに行っていない部分を抜き出されて指摘されるのは嫌だからね。映像分析中に名指しで何か言われるんじゃないかと思って、神経質になっていた時期があった。だからこそ、守備を強化したいと思ったんだ」

試合に違った形で影響を与えるというよりも、チームから叱責されるのを嫌がり守備にも力を入れ始めた、という言う方が適切だろう。だが、理由は何でもいい。ディフェンスは取り組んですぐ結果が出るものではないが、当時から意識を切り替えた結果、今ではウォリアーズに欠かせない守備の要として、ペイント内を警備する存在になっているのだから。