「あなたが遺してくれたものを受け継ぐ」
コービー・ブライアントの事故死から1日が経過し、レブロン・ジェームズが沈黙を破った。
コービーが亡くなる前日、レブロンはセブンティシクサーズ戦で29得点を記録し、通算得点でコービーの3万3643得点を抜いて歴代3位に浮上(3万3655得点)していた。この試合後、SNSでレブロンを祝福するメッセージを送ったのが、コービーが公に残した最後の言葉となった。
レブロンは、Instagramにコービーとの画像を投稿。添えられていたメッセージには、事故が起こった日の朝にコービーと電話で話したことも綴られていた。
「まだ心の整理がつかないけど、書かせてもらう。こうして座って投稿しようとして、あなたのこと、姪っ子のようなジジのことを考え、僕らが育んだ友情、絆、兄弟のような関係性を思い返すたびに涙がこぼれる。フィリーを出発して、LAに戻る直前の日曜の朝、僕はあなたの声を聞いたばかりだった。それが最後の会話になるなんて、想像もできなかった。どうしてこんなことになったんだろう。悲しみに打ちひしがれ、ショックを受けている」
「愛しているよ兄弟。ヴァネッサと子供たちにお悔やみを申し上げる。あなたが遺してくれたものを受け継ぐことを約束する。あなたは僕たち全員にとって特別な存在で、特にレイカーネーション全員にとってとても大きな存在だった。この責任を背負い、これからも前進させるのは僕の役目だ。どうか天国から力を与えてもらいたい。そして、見守っていてほしい。一緒にやるんだ」
「もっと伝えたいことはあるけれど、今はこれ以上は無理だ。まだ乗り越えられていない。我が兄よ、また会う日まで」