弟のリアンジェロが中国で逮捕、ロンゾ・ボールはレイカーズの司令塔としての役割に集中できるか

2017/11/10
NBA&海外
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写真=Getty Images

絶好調のセルティックスを止められずチームは完敗

ラバー・ボールは3人の息子をNBAプレーヤーに育て上げるのを夢としている。長兄のロンゾはレイカーズでデビューを果たし、順風満帆なキャリアのスタートを切ったのだが、思わぬところで足を引っ張られる羽目に陥った。

11月8日に行われたボストンでのセルティックス戦の前日、弟のリアンジェロ・ボールが中国で万引きの疑いで逮捕されたことが報じられた。UCLAのバスケットボール部に所属するリアンジェロは、上海に招致されたシーズン開幕戦のために中国に滞在しており、同じバスケ部の友人2名とともに万引きを働いたとして逮捕された。3人は取り調べを受けた後にチームへと戻されたが、法的手続きが済むまでは自宅拘留の扱いでホテルから出られない。UCLAは事件への関与を認めており、指揮官のスティーブ・アルフォードは3人が試合に出場しないことだけをコメントしている。

今後どういう処分が科せられるかはまだ決まっていないが、20日間の拘留の上でアメリカに戻ることになりそうだ。

良くも悪くも目立つのがボール・ファミリーである。ロンゾはセルティックス戦を前に「家族みんなが中国に行っているから、帰ってきたら話をするつもり。僕は試合に集中したい」と話していたが、そうはいかなかった。ボールを持つたびにブーイングを浴びせられ、プレーに集中できず。9連勝中のセルティックスを止めることはできず、レイカーズは96-107で完敗を喫した。

ロンゾのプレーヤーとしての能力は、父ラバーを中心とするファミリーの力で築かれもの。それだけに、その結束や信頼関係は他者には計り知れないものがある。「弟は関係ない」と切り離して考えるのは容易ではないのだろう。だが、事態が落ち着くまでまだしばらくかかりそうだし、試合は待ってくれない。果たしてロンゾはこの『試練』を乗り越えられるのだろうか。