過去5シーズンで平均4.6オフェンスリバウンド
富山グラウジーズがアイザック・バッツの獲得を発表した。
バッツは208cm134kgのセンター。その体躯を生かしたパワープレーでインサイドを制圧するなど、昨シーズンまでの4シーズン在籍したシーホース三河ではインサイドの要として活躍。昨シーズンは出場した45試合中40試合で先発を務め、平均10.1得点12.1リバウンドを記録した。
バッツは「このチームと、この街を代表する機会を与えてくださった富山グラウジーズに感謝しています。ここに来られたことにとてもワクワクしていますし、コート上でプレーすること、ファンの皆様に素晴らしいチームパフォーマンスを見せられることを楽しみにしています」と、クラブ公式ホームページでコメントした。
富山はチームの大黒柱だったジョシュア・スミスが10月13日の試合で右膝蓋腱断裂の重傷を負い、長期欠場を余儀なくされた。スミス離脱後は9勝16敗と黒星が先行している。
また、スミス不在の影響としてリバウンドが弱体化したことは否めない。平均32.7リバウンド数はリーグワーストの数字で、オフェンスリバウンドも平均8.4とワースト2位タイだ。それでも、日本でプレーした5シーズンの平均オフェンスリバウンド数が4.6と、オフェンスリバウンドに特化したバッツの加入はこの問題を大きく改善できると予想される。
宇都直輝も復帰し、インサイドを強化した富山の後半戦に注目が集まりそうだ。