金丸晃輔

現役最後の参加となった折茂は優勝ならず

北海きたえーるではBリーグオールスターゲームに先駆け『スキルズチャレンジ』、『ダンクコンテスト』に続き、『3ポイントシュートコンテスト』も行われた。

異なる5カ所から制限時間60秒以内に3ポイントシュートを放ち、ポイント数を争うコンテスト。各5カ所には5つのボールがセットされ、そのうち4球は1ポイントとなり、最後の1球は2ポイントとなる。

この種目には、レバンガ北海道の折茂武彦、川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス、三遠ネオフェニックスの西川貴之、京都ハンナリーズの松井啓十郎、島根スサノオマジックの佐藤公威、シーホース三河の金丸晃輔の6選手が参加。

しかしトップバッターを務めたのはAIバスケットボールロボット『CUE4』。最初の1球は決まるも、その後ペースをつかめず12ポイントに。それでも移動などを自らスムーズに行いシュールな動きから会場の雰囲気を暖めると、いよいよ選手が登場。

まずは佐藤が「CUE4には負けられないです」と意気込むも、トップバッターの緊張からかシュートタッチが悪く10点に終わる。

その後も、ファジーカス、松井と続くがオールスターの独特な会場の雰囲気からか得点が伸びず。西川は序盤に連続で得点を決めて勢いに乗るも、ポイントが倍のマネーボールがリングに嫌われ12ポイントに。

そして今年で最後のオールスターとなる折茂が登場すると会場は大歓声をあげる。しかし、意気込みを聞かれるも「自信ないんですよね、2年前ぐらいにやらかしているので。でもKJ(松井)よりは行きたいな」と、8ポイントに終わった松井越えを宣言して挑む。序盤こそリングに際われるが、徐々に調子を上げると後半は高確率で決め13ポイントを記録。

最終バッターには昨年度優勝の金丸が登場。「とりあえず打ちます」と、いつも通り気負うことなくスタート。序盤はリングに嫌われるもマネーボールを決めきることでポイント稼ぐ。終盤になると連続でシュートを決め16ポイントを記録し、連覇を果たした。

チャレンジ終了後には「後で折茂さんに謝っておきます」と、笑顔で話すと「最初入らなかったので焦ったけど、最後入って良かった。来年も優勝を取りたいので、また見に来てください」と早くも3連覇への意気込みを語った。

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