ホークス

「ウチの選手は若いから、ここの怖さを知らない」

今シーズンも再建の年と位置づけられている若手中心のホークスが、23年ぶりにサンアントニオでのスパーズ戦で勝利をつかんだ。

1月17日にAT&Tセンターで行われたスパーズ戦は、ホークスが第2クォーター終盤までにリードを13点に広げる展開となったものの、ホームのスパーズが第3クォーターを41-21と圧倒し、形勢が逆転。だが、ホークスはトレイ・ヤングが第4クォーター残り3分30秒から12得点を決めてチームに勢いを与え、ケビン・ハーターが残り7秒に成功させた3ポイントシュートが決勝点となり、121-120で勝利した。

ホークスが最後に敵地でスパーズに勝ったのは1997年2月15日で、その時はまだヤングも、決勝点を決めたハーターも、ジョン・コリンズ、ルーキーのキャム・レディッシュとディアンドレ・ハンターも生まれていなかった。

後半の15得点を含む22得点を記録したレディッシュは「ここで最後にチームが勝った時、まだ生まれていなかったなんてクレージーだね」と語った。

この日、スパーズからトリビュート動画でキャリアを称えられた最年長のビンス・カーターは、「スパーズ戦に勝つのは大変なことなんだ」とコメント。そして、「ウチの選手は若いから、ここの怖さを知らない。それがチームにとってのアドバンテージ」と、怖いもの知らずの若手を称えた。