プレシーズン4試合で平均23.3得点
開幕前に右膝の半月板を手術し、リハビリを続けてきたペリカンズのルーキー、ザイオン・ウィリアムソンのNBA公式戦デビューが内定した。
ペリカンズの球団社長、デイビッド・グリフィンは、1月22日にホームで行われるスパーズ戦でザイオンが復帰する可能性を示唆。ようやく2019年のドラフト全体1位ルーキーが、NBAのコートに立つ目処がついた。
リハビリを続けてきたザイオンは、当初2019年中に復帰できると見られていた。予定より約1カ月復帰が遅れたとはいえ、ドラフト1位ルーキーへの期待は変わらずに大きい。
ペリカンズは西カンファレンス14位に低迷しているが、8位のグリズリーズとのゲーム差は4で、後半戦の巻き返し次第ではプレーオフ争いに加われる可能性を残している。
1年目の選手に過度な期待を寄せるべきではないが、プレシーズンゲーム4試合で平均23.3得点、6.5リバウンド、2.3アシスト、1.5スティールを記録し、その才能を見せ付けたザイオンが加われば、チームの力は増す。
ザイオン復帰がペリカンズのケミストリーにどういう変化をもたらすか、NBAデビュー戦のパフォーマンスに注目したい。