レイカーズvsマブスのシーズンシリーズは3勝1敗に
1月10日にアメリカン・エアラインズ センターで行われたレイカーズvsマーベリックスの一戦は、前半だけでシーズンハイの79得点を決めたレイカーズが、129-114で勝利した。
レイカーズは、第1クォーターを45-27で終えるなどオフェンスでマブスを圧倒。アンソニー・デイビスが負傷欠場した影響は全く感じられず、ルカ・ドンチッチを擁するマブスに付け入る隙を与えなかった。
35得点16リバウンド7アシストで勝利に貢献したレブロン・ジェームズは、前半のパフォーマンスについて、「アグレッシブにやって、序盤からオフェンスとディフェンスのトーンを作っておきたかった。デイビスの代わりなんていないから、彼がいないのはチームにとって大きな痛手。だから、自分たち個人個人のプレーレベルを高めないといけなかったんだ」とコメント。
先発出場し26得点6リバウンドを決めたカイル・クーズマのプレーについても、レブロンは「今日の彼は辛抱強くやっていたし、ショットも序盤から決めていた。まだ若い選手だけれど、これからも試合を重ねるごとにレベルアップするよ。デイビスがいない時には、彼の押し上げが必要なんだ」と、称えた。
この日の対戦で、マブスとのレギュラーシーズンシリーズは終了。レイカーズが3勝1敗で勝ち越した。次に対戦するとすれば、4月からのプレーオフになる。自身に憧れ、今シーズンのMVP候補にも挙げられているドンチッチについて、レブロンはこう答えている。
「本当に素晴らしい若者で、長いことプロでやっている。NBAキャリア序盤から、戦える力があるのを証明している。パス、スコアリング、リバウンド、ハンドリングを含めて、彼の技術は年齢以上のレベルに到達しているよ。ダラスは本当に素晴らしい選手を獲得した。彼らの健闘を祈っている」
そのドンチッチは25得点10リバウンド7アシストという活躍だったが、5本目のフリースローを外した後、怒りのあまりジャージーの胸元を引き裂いた。試合後、ドンチッチは「自分のプレーが酷かった。どうやってプレーして良いのか分からなくなったほどにね」と静かな口調で反省し、こう続けた。
「自分に責任がある。もっと上達して、もっとたくさんの部分で成長しないといけない。まだ20歳だからもっと上手くなれる」