NCAAのアシストマシーンが「学びたい」
宇都宮ブレックスは今日、テーブス海が特別指定選手して加入したことを発表した。
テーブスは兵庫県神戸市生まれの21歳。東洋大学京北高校を中退して高2の夏にアメリカへと渡り、NCAAディビジョン1のノースカロライナ州立大学ウィルミントン校にスカラーシップ(奨学金)を得て加入。昨シーズンは1年生ながら主力としてプレーし、29試合に出場、NCAAディビジョン1全体2位となる平均7.7アシストを記録。CAAカンファレンスでは平均アシストが8.4にアップし、シーズンを通して積み重ねた252アシストはカンファレンスの歴代記録を塗り替える数字となった。
2年目のシーズン中の昨年暮れにノースカロライナ州立大学ウィルミントン校を離れることを決断。「プロの道へ進むか、転校するか両方の道を考えています」とSNSに投稿して去就が注目されていた。
テーブスはゲームコントロールに長けたポイントガード。21歳とまだ若く、プロでの経験はないがNCAAでの実績があるため即戦力としての働きが期待される。今シーズンの宇都宮では田臥勇太が左膝半月板損傷で11月中旬から欠場し、インジュアリーリスト入りとなっている。
テーブスは「素晴らしいファンのみなさまと⼀緒に戦い、心身ともに鍛え抜かれた百戦錬磨のチームメイトからたくさんのことを学びたいと考え、Bリーグ宇都宮ブレックスでプレーさせてもらうこととなりました」とのコメントを発表している。
I'm in that mode, everything on go. pic.twitter.com/GWgWCfUYBO
— テーブス海 Kai Toews (@kaitoews10) May 4, 2019