移籍後初のオクラホマシティ凱旋
1月9日、ラッセル・ウェストブルックが慣れ親しんだオクラホマシティに帰ってくる。
昨年のオフにロケッツにトレードされたウェストブルックにとっては、移籍後初のオクラホマシティ凱旋になる。2008年のドラフト全体4位でサンダーの前身スーパーソニックスから指名されたウェストブルックは、球団が本拠地を移転後もチームの顔の一人として地域を盛り上げ、昨シーズンまで所属。だが、ポール・ジョージのクリッパーズ移籍に伴い、勝てる環境を求めてロケッツにトレードされた。
サンダーファンの大半は、昨年の移籍に理解を示している。GMのサム・プレスティも、ロケッツ戦前日の8日に球団を代表し、ウェストブルックの貢献に対する感謝を述べた。
「ラッセル・ウェストブルックは、この10年間、サンダーとオクラホマのコミュニティにすべてを捧げてくれた。彼のキャリアの始まり、つまり球団が文字通り何も無い状態のときに現れ、素晴らしい瞬間、記憶に残る瞬間を生み出してくれた。何よりも徹底して取り組み、継続し、力を尽くす姿勢がオクラホマシティでの功績を確固たるものにした」
「彼がチェサピーク・エナジー アリーナのコートに立つ瞬間は、類を見ない瞬間になるだろう。ファンにとっても、我々の歴史を知る機会になる」
通算得点(18,859)、フリースロー成功数(4,685)で球団1位の成績を残したウェストブルックは、熱狂的なオクラホマシティのファンから温かく迎えられるだろう。
古巣を相手にどういうパフォーマンスを見せてくれるのか、明日の試合が楽しみだ。