レブロン・ジェームズ最後の目標は「フリースロー成功率80%」、原因不明のケガからフォームを変えて成功率上昇中

2017/10/28
NBA&海外
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写真=Getty Images

「それ以外の目標はすべて達成してきたから」

キャバリアーズのレブロン・ジェームズは、優勝3回、シーズンMVP受賞4回、ファイナルMVP受賞3回、オールスター選出13回など、ありとあらゆるタイトルを手中に収めてきた。

そのレブロンが「どうしても叶えたい」と願う目標が一つある。それは年間のフリースロー成功率を80%以上にすること。レブロンは『ESPN』とのインタビューで「フリースロー成功率を80%にしたい。それが唯一の目標であり、NBAキャリアで達成したい最後の目標だね。それ以外の目標はすべて達成してきたから」と語った。

レブロンが過去に記録した最高フリースロー成功率は、2008-09シーズンの78.0%。意外に思われるかもしれないが、実はフリースローが苦手で、昨シーズンのプレーオフでも失投が目立った。昨シーズンはキャリア最低の67.4%という不名誉な数字を残している。

唯一残す目標達成に向け、今オフにはある種の『奇跡』も起こった。レブロンは『ESPN』とのインタビューで、今年6月のファイナルでウォリアーズに敗れた後、右ヒジがテニスボール大に腫れあがったことを明かした。幸いにもヒジの関節や靭帯に損傷は見られなかったのだが、この原因不明のケガを境に、ヒジへの負担を軽減させるため、シュートを打つ際のリリースポイントを高くしたという。その結果、フリースローの成功率が上昇。今シーズンは5試合を終えて76%という数字を記録。昨シーズンの開幕5試合で記録した68.5%を上回っている。

もしシーズンを通じて安定した成功率を残せれば、もはやレブロンに弱点はなくなる。右ヒジの腫れの原因がなんだったのかは結局分からずじまいだったようで、本人は「自然に腫れが引いた」と説明している。

もしレブロンのフリースロー成功率が80%を超えれば、文字通り『アンストッパブル』な存在になる。神は、NBA道を邁進してきた『選ばれし者』を、完成された選手にしようとしているのだろうか。