写真=Getty Images

出場停止の明けたグリーンが満を持してウォリアーズに戻って来た

フレイグラントファウルの累積により、NBAファイナル第5戦で出場停止処分となったウォリアーズのドレイモンド・グリーン。その彼が、6月16日にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれる第6戦に、満を持して出場する。

試合前日の練習後、処分に関する質問を受けたグリーンは、「自分がこの状況を作ってしまった」と、チームに迷惑をかけたことを反省。だが、「もし第5戦に出場していたら、チームは勝てていたと信じている」と語るなど、自信は失っていない。

もし第6戦にウォリアーズが勝てば、昨年に続いて、クリーブランドでの優勝が決まる。グリーンは敵地で勝つことの難しさを認識しつつ「チャンスだ」と語った。

「レイカーズかセルティックスしか達成したことがないような、敵地で2年連続優勝を決めるチャンスが目の前にある。タフな試合になるだろうけれど、楽しみにしている」

だが、第5戦で左ヒザを痛めたセンターのアンドリュー・ボーガットがファイナル残り試合を欠場することになり、ウォリアーズは再び先発を1人失ってしまった。グリーンは、ボーガットの離脱について「代わりがいない選手だから、大きな問題」と話したが、チームが誇る選手層の厚さについても触れ、「コートに出る選手は全力を尽くさないといけない」と続けた。

「違う選手がステップアップするチャンスになる。ローテーションがどうなるかは分からないが、コートに出た選手にとっては活躍のチャンスだ。ボーガットの代わりになれる選手なんていない。でも、出場機会を与えられる選手は、自分の力をチームのために出し尽くさないといけない」