Bリーグ第4節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 高橋耕陽(西宮vs滋賀)
ディオール・フィッシャーのブロックショットのこぼれ球を拾った高橋はすぐさま速攻に転じる。自陣から一人で持ち込むとややユーロステップを踏み、右への急な方向転換によって梁川禎浩をアンクルブレイク。さらにボールに触れさせないように、後ろ手でボールを持ち替えて沈めたお洒落レイアップ。

第4位 渡邊翔太(島根vs琉球)
ブロックショットを計算に入れた上で決めた、リバースレイアップ。ペイントエリアががら空きなのを確認し、ドライブを敢行する渡邊はタイミング良く須田侑太郎を抜き去り、シュートに持ち込む。アイラ・ブラウンがヘルプに来ていることを把握すると、空中でシュートチェックをかわし、難なくリバースレイアップを沈めた。落ち着いた状況判断がなせるシュートだった。

第3位 ブレンダン・レーン(島根vs琉球)
豪快なプットバックダンク。山本エドワードが3ポイントシュートを放ったと同時に3ポイントラインにいたレーンはオフェンスリバウンドに参加するためゴールに走り出す。遠くから侵入してきたことによって、琉球はスクリーンアウトができず、ボールウオッチャーに。ボールのアクションも味方し、ワンハンドでボールをそのまま押し込んだ

第2位 トニー・ガフニー(千葉vs大阪)
富樫勇樹とガフニーの息の合ったアリウープ。トランジションからアウトナンバーを作った千葉。ガフニーは機動力を生かしリングへ向かう。ゴール下のスペースが空いていることを察した富樫は、ハーフコートラインあたりからドンピシャのパスを供給。ガフニーは空中で受けたパスをそのままリングに叩きつけた。富樫の視野の広さとパスセンス、ガフニーのスピードから生まれたアリウープだった。

第1位 グレゴリー・ウィッティントン (新潟vs北海道)
桜井良太とのピックから3ポイントラインでボールを受けたウィッティントンは、マークにつくダバンテ・ガードナーとのスピードのミスマッチを利用しリングへアタック。大きなストライドでガードナーを抜き去ると、ヘルプにきて両手を伸ばすジャレッド・バーグレンの上からダンクシュートをねじ込んだ。自分よりも高い208cmのバーグレンの両手を超えるほどの跳躍力を持つ、ウィッティントンの高い身体能力から生まれた一撃。