球団史上5人目の永久欠番
昨シーズン終了後に現役を引退したドウェイン・ウェイドの功績を称え、ヒートが3番のジャージーを永久欠番にする予定と報じられた。
『Miami Herald』によれば、ウェイドの永久欠番式典は、2月22日にホームで行われるキャバリアーズ戦で執り行われるという。
まだ球団は正式に発表していないが、ヒートレジェンドのウェイドの実績を考えれば、永久欠番は当然だ。球団に3度(2006年、2012年、2013年)の優勝をもたらし、出場試合数(948)、通算得点(21,556)、アシスト(5,310)、スティール(1,492)などで歴代1位のスタッツを残したウェイドは、アロンゾ・モーニング(33)、ティム・ハーダウェイ(10)、シャキール・オニール(32)、クリス・ボッシュ(1)に続いて、球団史上5人目の永久欠番という栄誉を受ける。
シャックとのデュオで優勝した2006年も記憶に新しいが、2010年代に大きなうねりを起こしたレブロン・ジェームズ、ボッシュとのトリオ『スリーキングス』誕生は、NBAの歴史に残る大きな出来事だった。
ヒートが式典を2月22日に設定したのは、おそらくウェイドの盟友レブロンを招くためだろう。レブロンが所属するレイカーズは、2月21日と23日にホームゲームを予定しているため、中日の22日ならばウェイドのためにマイアミに駆けつけられるはずだ。
ウェイド、レブロン、ボッシュの3ショットを含め、2月22日はヒートファンにとって感動的なシーンが盛り沢山の式典になりそうだ。