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開幕3試合で平均38.3得点、フィールドゴール率は67%

ホーム開幕戦でキャバリアーズに敗れ、レブロン・ジェームズから「MVPになれる選手」と称賛されるも、自ら「レブロンと同じレベルにはない」と否定したヤニス・アデトクンボ。それから一夜明けた21日のトレイルブレイザーズ戦で44得点と大暴れし、『MVP級』の能力を持つことを実証した。

この試合、アデトクンボはフィールドゴール23本中17本成功(74%)、13本のフリースローを9本決めてキャリアハイの44得点。アウトサイドに開けばエバン・ターナーが、インサイドではユスフ・ヌルキッチがマークに付いたが止められない。

さらには第4クォーター残り11秒には、C.J.・マッカラムのドリブルするボールを長い腕で後方から突くようにしてスティール。すぐさま反転してマルコム・ブログドンからのパスを受け、トップスピードでのボースハンドダンクを叩き込み、決勝点を挙げた。

試合後、多くの取材陣に囲まれたアデトクンボは「まだ79試合ある。始まったばかりだよ」と事もなげに答えている。

開幕からのフィールドゴール率は、セルティックスとの開幕戦で59%(22本中13本成功)、キャブズ戦で68%(22本中15本)、そしてブレイザーズ戦で74%(23本中17本)と上がり続けている。すべて強豪チームが相手でありながらこの数字なのだから恐れ入る。

強引にリムにアタックし、フィジカルなディフェンスに遭いながらも体勢を崩すことなくシュートをねじ込む。まさに『レブロン級』のパフォーマンスはどこまで続くのだろうか?