ディフェンスの改善に成功
クレイ・トンプソンがシーズン全休となり、ステフィン・カリーもシーズン中に復帰できるか微妙なウォリアーズは、競争力の激しい西カンファレンスで浮上できないと思われた。
だが、12月27日のサンズ戦にも105-96で勝利し、連勝を4に伸ばした。まだ9勝24敗と借金生活だが、シーズン10勝目まであと1勝に迫っている。
ウォリアーズが好調の要因は、ディフェンスの改善にある。ここ4試合での100ポゼッションあたりの失点は、リーグで2番目に少ない97.6。この日もタイトなディフェンスが機能し、サンズはアシスト(22)よりターンオーバー(27)の方が多いという結果になっていた。
サンズ戦後に、ドレイモンド・グリーンはこの変化について、「しっかりゲームプランに沿って戦えている。ディフェンスで大事なのは、何かをあきらめること。自分たちの意思で犠牲にできていることがあって、それが上手く機能している」と言う。
そして、今回の連勝に関する興味深い話があり、グリーンは先週の練習中にアレック・バークスにこんな話をしたそうだ。
「先週のシュート練習中に、ABに『AB、ピンときちゃったよ』と言ったんだ。彼は『は?』という感じだったから、『きっと5連勝できるぜ』と言ったら、『そうだな、分かったよ』という具合になった。そうしたら本当に勝てて、前の試合後には彼も『おい、3連勝だよ』となって、今日も『4連勝だな』という話になったよ」
予言だったのか、単に口から出ただけの言葉だったかは別として、実際に5連勝に王手をかけている。これがメディアに伝えられることで重圧に感じることはないかを聞かれたグリーンは、「重圧? 何の?」とコメント。
「まだ9勝しかしていないんだよ。プレッシャーなんてない。俺たちは、今も大きな一発を狙っている状態さ」と、言うがこの連勝にはグリーンも手応えを感じているのだろう。「このチームは本当に成長しているよ。面白いね」と、充実した様子だった。
The Warriors are on a 38-17 run in the 4Q!@warriors 104@Suns 95
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— NBA (@NBA) December 28, 2019