本人気取りで「何本か外してしまったのは痛かった」
17日にオラクル・アリーナで行なわれたロケッツとのシーズン開幕戦で、4本の3ポイントシュートを含む16得点6リバウンドを記録したウォリアーズのクレイ・トンプソン。ウォリアーズのオフェンスに欠かせないアクセントをもたらす貴重な存在だが、この試合ではチームベンチのすぐ後ろの席にもトンプソンに瓜二つの人物が現れて話題になった。
ウォリアーズのジャージー上下を着用し、顔のパーツ、髪型、髭の生やし方までトンプソンを『完コピ』。ロケッツ戦のハーフタイムにはなんと『NBC』のインタビューにも応じ、『自身』の前半のパフォーマンスについて、こう語った。「前半も何本か続けて3ポイントシュートを決められたし、自分の役割をこなせているから楽しいね。何本か外してしまったのは痛かった。後半は決めたい」
Fake Klay with his impression of *his* 1st half performance.pic.twitter.com/96gfYWIOBD
— Yahoo Sports (@YahooSports) 2017年10月18日
話し方までそっくりで、アメリカでは『フェイク・クレイ』の名前で知られているこの人物、実は何年も前からトンプソンの真似をしている人気ユーチューバーの『BigDaws TV』だ。
アリゾナに住んでいる『フェイク・クレイ』は、2015年アリゾナ州立大学のキャンパスに突如現れ、相棒が学生の頭上に構えるフープにダンクを叩きつける『無理矢理人間超えダンク』、ただ歩いている学生の前でドリブルを続ける『さながらポストプレー』などのイタズラを仕掛けた動画をYouTubeに投稿。シュートフォーム、フォロースルーの仕種までトンプソンの特徴をとらえているほど年季が入っている。
トンプソンのファンには目障りな存在かもしれないが、もし『フェイク・クレイ』登場で勝率が上がれば、ウォリアーズにとって『ラッキーパーソン』化し、トンプソン公認のそっくりさんになれるかもしれない。