写真=Getty Images
「僕はアイザイア・トーマスに似たタイプの選手」
ケイ・フェルダーの行き先がブルズに落ち着いた。
ルーキーだった昨シーズン、キャバリアーズでカイリー・アービングの控えポイントガードを務めたフェルダーは、キャブズで2度目の開幕に向けた準備を進めていたが、デリック・ローズ、アイザイア・トーマスが加入した状況で開幕ロスター登録選手15名に残ることができなかった。ベテランのリチャード・ジェファーソンとともに先週にホークスにトレードされ、すぐさま解雇されていた。
175cmと小柄だがウイングスパンがありフィジカルも強いフェルダーは、独力で打開して得点を奪うことのできるポイントガード。ルーキーイヤーの1試合平均出場時間は9分、プレーオフでは出場機会がなかったが、それでもキャブズでレブロン・ジェームズやアービングとともに1年を過ごせたことは貴重な経験になったはずだ。
『Chicago Tribune』の取材に対しフェルダーは「僕はアイザイア・トーマスに似たタイプのプレーヤーだ。実際に彼のゲームを見て多くを学んできた」とブルズファンに自己紹介。「自分でボールをプッシュして、パスコースを探し、イージーシュートのチャンスを作り出す。リムにアタックするし、プルアップジャンパーを打つのも好きな選手だ」
ジェファーソンはナゲッツへ、フェルダーはブルズへと、開幕を前に新天地が決定した。