8位キングスとは0.5ゲーム差、西の9位に浮上
主力の負傷離脱により、早くもプレーオフ争いから脱落する危険性もあったトレイルブレイザーズだったが、カーメロ・アンソニーがチームにフィットするようになってから、着実に順位を上げ始めた。
12月18日にはホームでウォリアーズに122-112で勝利し、12勝16敗で西カンファレンス9位に浮上。この日はデイミアン・リラードが31得点にシーズンハイの13アシスト、CJ・マッカラムが30得点、カーメロが17得点8リバウンドを記録したほか、ハッサン・ホワイトサイドも16得点にシーズンハイの23リバウンドを挙げるなど、ペイント内で存在感を発揮した。
リラードは「勝つために必要なことを全員でやれた。それが何よりも大事なんだ」と、試合後のインタビューでコメント。ホワイトサイドについても「彼には多くを求めていて、コートのいたるところに顔を出してもらいたいと要求してしまうほど。でも、彼はチームからのチャレンジを受け入れてくれて、ペイント内を守って、自分たちのミスをカバーしてくれている」と称えた。
アキレス腱を断裂したロドニー・フッドがシーズン終了となるなど、これからも苦しい戦いは続く。それでもリラードは、前だけを向いている。
「今日は全員の力で勝てた。ベイズ(ケント・ベイズモア)もメロもディフェンスに力を注いでくれたし、自分もCJもディフェンスで貢献できた。今日のように全員でやれれば、もっと勝てる」
幸いにも8位のキングスとは0.5ゲーム差で、今後の戦績次第ではさらに上の順位も目指せる。年内の6試合で1つでも借金を減らし、反撃態勢を整えたい。
⌚️ @Dame_Lillard hands out 13 AST, to go along with his 31 PTS, as the @trailblazers pick up the win in Portland! #RipCity pic.twitter.com/K1LxZYB2yT
— NBA (@NBA) December 19, 2019