「ブレッドや自分がプレーしなくても、50勝できる」
12月14日、バックスがキャバリアーズを125-108で下して18連勝を飾った。11月中旬から負け知らずのバックスだが、チーム全員が万全な状態ではない。この日は先発ポイントガードのエリック・ブレッドソーが負傷欠場したにもかかわらず、キャブズに付け入る隙を与えず、球団史上2位の連勝記録を作った。
ブレッドソーは、右足腓骨の剥離骨折により、今後2週間は欠場すると見られている。本来なら懸念されるべき問題だが、エースのヤニス・アデトクンボは「ウチの層は厚いから」と、自信を覗かせた。
それもそのはずで、キャブズ戦では11選手が14分以上もプレータイムを与えられ、ベンチからもロビン・ロペス(16得点)、アーサン・イリヤソバ(11得点)、ジョージ・ヒル(11得点)の3選手が2桁得点を記録。24得点を記録したクリス・ミドルトンに至っては22分40秒の省エネで、第4クォーターはプレーしなかった。
指揮官のマイク・ブーデンホルザーは、昨日のグリズリーズ戦に続き2日連続の日程だったにもかかわらず、集中力を維持した選手を称えた。「選手たちの集中力の高さには感心させられた。2日連続の試合だったが、試合の大半を通じて攻守ともにシャープだった」
アデトクンボは、バランスの良い戦力に胸を張り、「ウチの層の厚さは尋常じゃない」ともコメント。「もしブレッドや自分がプレーしなくても、このチームならプレーオフに行ける。(同じ条件で)50勝だってできる」
バックスは今後、好調のマーベリックス、レイカーズをホームで迎え撃つ。昨シーズンのMVPが誇る選手層を試すには、格好の相手と言える。
The best from The Greek Freak:
29 PTS | 4 REB | 4 AST | 24 MIN. pic.twitter.com/pxdPqFWVlf
— Milwaukee Bucks (@Bucks) December 15, 2019