神大バスケ部を退部し、A東京の活動に専念
アルバルク東京が神奈川大3年の小酒部泰暉を特別指定選手として獲得したことを発表した。
小酒部は187cmのシューティングガード。高校時代は全国大会に出場していない無名選手であったが、神大の幸嶋謙二ヘッドコーチに見初められ、大学でメキメキと成長。得意のジャンプシュートに加え、軽々とダンクを可能にする抜群の身体能力を駆使し、秋のリーグ戦では1試合平均25.1得点を記録し得点王に輝いた。
また、日本代表の第2次強化合宿メンバーに選出され、学生選抜メンバーとして臨んだ李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会では、平均18.3得点を挙げリーディングスコアラーとなった。
小酒部はクラブの公式ホームページで以下のコメントを発表している。
「この度特別指定選手としてアルバルク東京に加入することになりました小酒部泰暉です。まず初めにアルバルク東京でプレーできることを大変光栄に思っています。スキルアップし、少しでも早くチームに馴染み、チームの勝利に貢献できるように頑張ります!新天地で今まで以上に頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」
連覇中のA東京だが、馬場雄大がテキサス・レジェンズに挑戦したことによる戦力低下は否めない。だが大学ナンバー1スコアラーの小酒部の加入はチーム力の底上げとなるに違いない。
小酒部には指揮官ルカ・パヴィチェヴィッチが求める様々なチームルールに早く適応することが求められる。なお、小酒部は神大に在籍し卒業を目指すが、バスケ部を退部し、A東京での活動に専念するという。