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アービングの2番ではなく代表で着けた9番を選択

キャバリアーズに移籍したドウェイン・ウェイドだが、気になるのは何番のジャージーを着用するのか、ということ。

1年目から12年目まで所属したヒートで着用した3番には愛着があるようで、ブルズでプレーした昨シーズンも同じ番号を選択している。キャブズの3番はデリック・ウィリアムズが選択済みだったからなのか、ウェイドは9番を選択。この番号はアメリカ代表時代に着用した番号で、新天地ということで番号も新らしいものに変えたと推測できる。

一つ興味深かったのは、カイリー・アービングのセルティックス移籍により空いた2番をウェイドが検討したかどうか。ウェイドが二桁の番号を選択する姿は想像できない。かといって、親友レブロン・ジェームズから独り立ちするために移籍を志願した選手の番号を引き継ぐというのも、不要な軋轢の原因になりかねないためナンセンスだ。

かくしてウェイドは9番を選択し、番号問題は決着を見た。ウェイドに9番を譲った新人ジェド・オスマンは16番を選択することに。ルーキーの『ファインプレー』により、限りなくベストに近い結果になった。