レナード&ジョージのデュオに61失点を許す
ウィザーズがホームにクリッパーズを迎えた一戦。この日の八村塁はシュートタッチに苦しんだ。コーナーから3ポイントシュートを放つも決まらず、ペイントエリアでパスを受けるもシュートはリングに嫌われ、強引にダンクに持ち込むも高い壁に阻まれた。
それでも開始約6分、イシュ・スミスのドライブに合わせ豪快なダンクで初得点を記録すると、続けてリングにアタックしてファウルをもぎ取り、フリースローを2本とも成功させた。
カワイ・レナードとポール・ジョージを止められず序盤で14点のビハインドを背負ったウィザーズだが、第2クォーターに入りダービス・ベルターンズが3ポイントシュートを連発し、イアン・マヒンミやトロイ・ブラウンJr.も奮起するなど、セカンドユニットの活躍で64-65と点差を縮め、前半を終えた。
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— Washington Wizards (@WashWizards) December 8, 2019
後半に入り、再びリードを広げられ追いかける展開が続いたが、八村がジョージから3点プレーとなるバスケット・カウントを誘発して反撃を開始。さらに、オフェンスリバウンドに絡んだ八村はジョージの4つ目のファウルを誘発してベンチへ追いやり、フリースローでしっかり加点した。
最終クォーターに入り、再び10点前後を追いかける時間帯が続くが、八村がセンターポジションを取り、連続でペイントエリアで得点すると、直後トランジションからブラッドリー・ビールが3ポイントシュートを沈め、4点差まで迫った。
だが、ウィザーズの反撃もここまでだった。直後、モントレズ・ハレルにバスケット・カウント、ブロックショットを食らうなど、手薄なインサイドを攻められてしまう。ハレルにダブルチームを仕掛けるも、そこからパスを回され周りにイージーシュートを決められる悪循環に陥り、最終スコア119-135で敗れた。
八村はチーム最長となる37分間の出場で17得点7リバウンド4アシストを記録。14本中5本のフィールドゴール成功と終始タッチには苦しんだが、7本獲得したフリースローをすべて沈めて6試合連続で2桁得点を記録した。
インサイドプレーヤーにケガ人が続出する苦しい状況にあって八村の奮闘は目立つ。それでもレナードに34得点、ジョージに27得点を許し、さらにベンチからハレルに20得点を奪われるなど、課題の守備は修正できなかった。ケガ人が復帰するまでは我慢するしかない。
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— Washington Wizards (@WashWizards) December 9, 2019