バトラーの勝負強さに屈し連勝を逃す
ヒートのホームに乗り込んだウィザーズ。第3クォーターを終えて1点ビハインドと互角の展開に持ち込んだが、トリプルダブルを記録したエースのジミー・バトラー中心のオフェンスを止められず103-112で敗れ、今シーズン2度目の連勝とはならなかった。
20試合連続で先発出場の八村塁は開始約9分、ブラッドリー・ビールとの合わせからレイアップを沈めて初得点を記録。第2クォーターに入ると、走力を生かし、トランジションのフィニッシャーとなって豪快なダンクを連発した。
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— Washington Wizards (@WashWizards) December 7, 2019
このクォーターで8得点を集中させた八村は、前半で2桁得点を記録。ダービス・ベルターンズの連続3ポイントシュートなどもあり、前半を4点リードで折り返した。
だが後半に入ると、ホームで8連勝中のヒートの猛攻を受け逆転を許した。八村も味方との合わせからレイアップを沈めたが、シュートタッチは決して良くなく、得意のミドルシュートがリングに弾かれ、3ポイントシュートも成功しなかった。
最終クォーター序盤、セカンドユニットの時間帯に0-9と走られ、ウィザーズは追いかける展開が続く。ビールやベルターンズが3ポイントシュートを沈め粘りを見せたが、ヒートも終盤のシュートをほどんど落とさず、点差が縮まらない。そして残り1分、バトラーに3ポイントシュートを許し、点差を2桁に乗せられたところで勝負アリとなった。
ケガ人が続出する厳しい台所事情の中、八村はビールと並びチーム最長となる39分間コートに立ち続けた。14得点6リバウンド2アシスト1スティールを記録したが、シュートの精度を欠きフィールドゴール成功率は40%と低調だった。また、最終クォーターは無得点に終わるなど存在感を示せず、出場時の得失点差を表す数値は-14とチーム最少だった。
次はホームに戻り、カワイ・レナードとポール・ジョージを擁するクリッパーズと対戦する。NBAのビッグネームとのマッチアップが続く八村だが、勝利に直結するプレーを見せてほしい。
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