ライアン・ロシター

「引き続き、日々の努力を続けていきます」

本日、宇都宮ブレックスはライアン・ロシターが日本国籍を取得したことを発表した。

2013-14シーズンのNBL時代から宇都宮一筋のロシターは大黒柱としてチームを支えてきた。昨シーズンは平均19.8得点11.3リバウンド4.8アシスト0.9ブロックを記録。オフェンスの主要3部門すべてでリーグトップ10に入る活躍を見せた。

今シーズンも開幕から16試合を終え、平均18.8得点12.7リバウンド(リーグ1位)5.1アシスト1.9スティールを記録し、東地区1位のチームを牽引している。

ロシターはクラブを通し、以下のコメントを発表した。

「日本に来て7年目になりますが、これからも日本でチームメイトやブレックスファンとともに時間を過ごせる事を嬉しく思います。引き続き、日々の努力を続けていきます」

ロシターが日本国籍を取得したことで、宇都宮はジェフ・ギブスとシャブリック・ランドルフ、そしてロシターを同時起用する、いわゆる『オン3』が可能となった。また、日本人ビッグマンの竹内公輔も健在なため、インサイドの戦力は今まで以上に充実したと言える。

最良の起用法を見出すため、安齋竜三ヘッドコーチは良い意味で頭を悩ますことになりそうだ。それでも、間違いなくロシターの帰化はチームにとってプラスでしかない。

なお、12月7日、8日に開催される名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は、従来通り外国籍の登録区分でプレーし、手続きが完了した後に帰化選手となる。