八村塁

「彼は子供たちに希望を与えてくれる存在」

大坂なおみが八村塁が出場したクリッパーズvsウィザーズの試合を観戦した。

ロサンゼルス在住という大坂は、「休みがあればできる限りレイカーズやクリッパーズの試合を見に来る」という、バスケ好きな一面を持っている。

この日まで八村に会ったことがないという大坂だが、「東京にいる時は八村選手の様子をテレビでチェックしている、生観戦で楽しみ」と、初対面に心躍らせていた。

また、新人王候補にも挙がる活躍を見せている八村に対し、「すごい若いのによくやっている、私と同じくらいの年だけど(笑)」と、同年代のアスリートの活躍に刺激を受けているようだ。

大坂と八村はハーフという共通点を持つ。八村は高校時代の恩師である佐藤久夫コーチから「ハーフの大将になれ」という言葉をかけられ、その言葉を現在も体現し続けている。

大坂も八村がハーフの手本となっている現状に「すごく大事なことだと思います」と話し、「彼は堅実な青年なので、子供たちに希望を与えてくれる存在だと思います」と、尊敬の念を語った。

ウィザーズは125-150で完敗したが、八村はキャリアハイを更新する30得点のハイパフォーマンスを見せた。種目は違えど、世界で活躍する同年代の大坂の声援が八村の力になったのかもしれない。