ケビン・デュラントの誕生日を狙って契約延長にサイン!?
オフの間ずっと待ちわびた日が、ついにやってきた。サンダーはラッセル・ウェストブルックと新たに複数年契約を結んだことを発表。新契約は5年2億700万ドル(約233億円)のスーパーマックス契約と推定されている。
ウェストブルックは「以前も話したけれど、改めて言う。オクラホマシティ以外にいたい場所はない」とコメント。また「世界最高のファンの前でプレーする時、俺は自分のすべてをチーム、街のみんな、球団のために出し尽くしたい。当然のことだ」と付け加えた。
サンダーは数カ月前からウェストブルックに新契約を提示していたが、本人はオフ中の返答を避け続けた。不透明な態度が続いたことで、今シーズン終了後にフリーエージェントになり移籍するのではないかという憶測も飛び交ったが、予想された着地点にようやく到達した。
だが、なぜウェストブルックはこの日に延長契約にサインしたのだろう。憶測の域を出ないことではあるが、敢えて『9月29日』まで待った可能性があると噂されている。
9月29日は、昨年の夏にウォリアーズに移籍したケビン・デュラントの誕生日。ひょっとするとウェストブルックは、チームを捨てたデュラントにオクラホマシティ愛、サンダー愛を見せつけるため、この日まで態度を保留し続けていたのかもしれない。
いずれにせよ、これでサンダーは心置きなく今シーズン開幕を迎えられる。ポール・ジョージ、カーメロ・アンソニーとのケミストリーが生まれれば、王者ウォリアーズに匹敵できるだけの力を手にした今、チームリーダーのウェストブルックには、優勝の二文字しか見えていない。
Lead on, Russ, lead on. pic.twitter.com/L1UdyxJycb
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2017年9月29日