負けが続くウォリアーズ、指揮官はプレー可能な8人を『エリート・エイト』と自虐

2019/11/27
NBA&海外
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スティーブ・カー

「8人は本当に粘り強く戦ってくれている」

ウォリアーズは開幕からここまで3勝15敗と、NBA30チーム中で最低の成績に沈んでいる。これまで勝ち続けたチームであることを考えれば、信じられない低迷ぶりだが、クレイ・トンプソンとステフィン・カリーを筆頭に主力選手の大半をケガで欠いたのでは無理もない。

11月25日のサンダー戦に97-100で敗れた翌日の取材で、ヘッドコーチのスティーブ・カーは、試合に出場できる8人の選手たちを『エリート・エイト』と呼び、自虐的な笑いを誘った。

「ドレイモンド・グリーンとディアンジェロ・ラッセルを使えればね。ケボン・ルーニーがいればチームの助けになったし、ジェイコブ・エバンスも活躍してくれただろうね。NBAの長いシーズンを戦い抜くには多くの選手が必要なんだ。ロスターに選手が8人しかいないなんて、私はNBAに30年近く関わってきているけど、年に1度か2度しかないよ。異常な事態だ」

ウォリアーズは5年連続で西ファレンスのチャンピオンになっているが、開幕から1カ月が経過した段階でNBAファイナル進出だけでなく、プレーオフ進出さえも危ぶまれている。このままチームがプレーオフ進出を逃すことになれば、ウォリアーズはドラフトロッタリーへの参加資格、つまり2012年以来初となる1巡目上位15番目以内の指名権を得られる。

ロッタリーの結果として上位指名が叶わなくても、過去に全体7位指名のカリー、11位指名のトンプソン、そして2巡目(全体35位)で指名したグリーンがNBAのスター選手に成長しており、ロッタリーに頼らなくてもスターを発掘してきた過去がある。

とはいえ、今シーズンは70試合以上残っており、カリーはその半分以上の試合に出場できるはず。指揮官カーの手元にある『エリート・エイト』がどれだけ活躍できるかによって、その決断も変わってくるはず。

エリック・パスクホール、グレン・ロビンソン三世、ウィリー・コーリー・スタイン、カイ・ボウマン、アレック・バークス、オマーリ・スペルマン、マーキーズ・クリス、ジョーダン・プール。「僕がエリート・エイトと呼ぶことにした8人は本当に粘り強く戦ってくれている」と指揮官が評する8人が、ウォリアーズの命運を左右する。