写真=Getty Images

来夏のレイカーズ入りが既成事実のように語られるが……

今シーズン終了後にフリーエージェントになるレブロン・ジェームズが、来年のオフに移籍するという噂は後を絶たない。

レブロンはクリーブランド以外にもロサンゼルスに自宅を所有しており、そのロスに本拠地を構えるレイカーズへの移籍が既成事実のように報じられ始めた。メディアデーで記者から「クリーブランドでキャリアを終えるつもりか?」と聞かれたレブロンは、「その気持ちは変わっていない」と返答。

レブロンは包み隠さず、自分の考えを次のように主張している。「オフに入る夏になってから考える。選手である自分には契約がある。これまでもその義務を果たしてきた。僕のことを知る人なら、僕が契約についてビジネスライクに対応してきたことは知っていると思う。これまでと同様に、夏になってからチームと対応するようになる」

レブロンは現役選手の中でもビジネスセンスに長けており、年俸以上の収入をスポンサー契約などから稼ぎ出している。本人の言葉を借りれば、キャブズで現役を終えたいというのは本心だろう。あとは、互いにとって利益になるかどうかだけだ。

キャブズはレブロンの退団を想定し、今夏カイリー・アービングと交換でセルティックスからネッツの2018年ドラフト1巡目指名権を獲得している。ネッツはまだ数年は低迷が続くと予想されるため、この指名権が来年の全体1位指名権に化ける可能性は低くない。レブロンとの再契約がキャブズにとってベストなのは間違いないが、もし出て行かれたとしても、今後の球団を背負って立てる未来のスター候補生を指名する準備を進めている。

どちらにしても、来年の夏の主役がレブロンになることだけは間違いない。

New faces. New threads. Same goal.

Get a behind-the-scenes look at yesterday’s official start to a new season: pic.twitter.com/pVxxR9TYiC

— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2017年9月27日