球団副社長が明かす「彼はこのプロセスを楽しんでいる」
今年のNBAドラフトで全体1位指名を受けてペリカンズと契約した超大物ルーキー、ザイオン・ウイリアムソンは、開幕前に右膝の半月板を手術して、現在はリハビリを続けている。
ペリカンズのデイビッド・グリフィン副社長は『ESPN』に対し、「ザイオンは日に日に良くなっていて、私たちが望んでいた通りに回復しているよ」と語った。
現在チームはアウェーでのゲームが続いているがザイオンは帯同せず、ニューオリンズでリハビリに専念している。そんなザイオンの様子をグリフィンはこう語る。「彼自身がモチベーションを持ってやっている。それが一番重要なことだし、私たちが彼に望むことでもある。それに、彼はこのプロセスを楽しんでいる。それができる若手は本当に珍しいと思う」
ザイオンは、プレシーズンで平均23.3得点6.5リバウンド2.3アシスト、フィールドゴール成功率71.4%を記録するなど、期待に違わぬプレーを披露した。それでもサマーリーグからケガが続いたため、チームは復帰に向けて十分なコンディションにあるのかどうか、慎重に管理している。
10月20日に手術をした際は、6週間から8週間後に復帰できる予定と話していたが、「今は8週間での復帰を目標にしている。明確な日にちはなくて、その辺りには復帰できる予定だ」とグリフィンは話した。
その予定であれば12月下旬頃になる。万全な状態でのNBAデビューを楽しみに待ちたい。