守備職人のスマート、体格差のある相手を抑える時の「自分はスーパーサイヤ人」

2019/11/16
NBA&海外
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マーカス・スマート

「チーム全体で良ければさらに守備が堅くなる」

今シーズン開幕から9勝1敗の快進撃を続けているセルティックスは、ターンオーバーからの平均失点がリーグ最少(11.9)というスタッツからも分かるように、守備に秀でている。その中でもディフェンスの評価が高い選手は、昨シーズンのNBAオールディフェンシブ・ファーストチームに選出された、マーカス・スマートだ。

『Cleaning The Glass』によれば、スマートがプレーしていない時間帯の平均失点は、彼がコートにいる場合と比べて約7点も多くなるという。

25歳のスマートの全盛期はこれからで、まだまだ選手として成長が見込める時期にいる。今シーズンの活躍は、チームのディフェンススキームにあるかと『MassLive』に聞かれた彼は「そういう側面もあるだろうね。チームが良いディフェンスをできているときは、自分たちのフィーリングも良い。自分も含めて、全員のフィーリングが良くなる」と答えた。

「ただでさえ自分はディフェンスに優れていると思っているから、チーム全体で良ければさらに守備が堅くなる。そうなれば、相手にとってはすごくタフだと思うよ」

193cmとNBAでは決して体格に恵まれている方ではないスマートだが、自分より体格が勝る選手を抑えられる守備力を持っている。「周りが自分を193cmの選手で、跳びもしないし、相手の頭上越しにダンクを決めないからといって、身体能力が高くないと思われることは、逆に面白いね」と、彼は言う。

「自分とマッチアップする選手にアドバンテージがあると思われるのは好きなんだ。特に7フッター(213cm)の選手に、自分越しに点を決められると思われる瞬間とかね。それを止めるためにやっているようなものだから」

すでに守備のスペシャリストという称号を得ているスマートだが、サイズに勝る選手と対峙すると、人気アニメ『ドラゴンボール』のキャラクターと自分を重ねるという。

「そういう状況では、自分をスーパーサイヤ人、孫悟空だと思うようにしている。次のレベルに行けると思えるし、自分の限界はなくなって、可能な方法でチームの力になれるように、もっと追い込もうとする」

今後の試合では、相手のエース、自分より大柄な選手と対峙するときに発動する『スーパーサイヤ人モード』のスマートにも注目だ。