稀代のプレーメーカー、スティーブ・ナッシュから『帝王学』を伝授されたロンゾ・ボール「いろいろと参考になった」

2017/09/15
NBA&海外
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写真=Getty Images

ウォリーアーズの育成コンサルタントを務めるレジェンドの助言

今シーズンの新人王候補に挙げられ、NBAデビュー前からFacebook製作の冠番組を持つなど異例づくしの新人、ロンゾ・ボール。コート外では父親ラバー・ボールの存在感が際立つが、ロンゾはNBAで成功を収められるだけのポテンシャルを備える逸材だ。

そんなボールが、今夏スティーブ・ナッシュとケビン・デュラントとワークアウトを行なう機会に恵まれたことを、『Pro Basketball Talk Podcast with Kurt Helin』で明かした。

ナッシュと言えば、マーベリックス、サンズ、レイカーズで活躍したレジェンド級のポイントガードで、サンズ時代の2005年と06年にシーズンMVPを受賞。アシスト王に5回、オールスターにも8回選出された。優勝経験こそないが、NBAで19年もプレーした史上最高のポイントガードの一人だ。

そんなナッシュから学んだことについて、ボールはこう説明する。「スクリーンを抜けてのプレー、ディフェンス、いろいろと参考になった。僕に教える義務はないのに時間を割いてくれた彼には本当に感謝している」

ナッシュは現在ウォリアーズの育成コンサルタントを務めている。ステフィン・カリー、デュラントにもアドバイスしているナッシュが、同じ西カンファレンス、同じパシフィック地区のレイカーズに所属するボールにも助言を送ったのは敵に塩を送る行為だが、ボールにとってはこれ以上ないアドバイスだ。

またボールは「栄養学や、ウェイトトレーニングの正しいやり方なども教えてもらった」と明かしている。ナッシュは晩年もコンディションを維持し、常にグッドシェイプを保った。30代後半になっても輝きを失わず、年齢を感じさせない華麗なプレーでファンを魅了し続け、ある種『規格外』と呼べる存在だった。

ほんの短い時間だったとしても、元MVPが実践していた身体のケア、練習方法は、ボールにとって大きな財産になる。ゴールデンルーキーがレジェンドの帝王学をどうコート上でのプレーに反映させるのか期待したい。